日本発表直前の「e-tron GT」に一足先に試乗した。アウディの考える電気自動車スポーツカーの出来栄えとは?
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office 146
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office 146
日本発表(4月6日)が迫るアウディの3番目の電気自動車「e-tron GT(イートロンGT)」の試乗会が北ドイツの港町ハンブルグで開際された。e-tron GTは「ポルシェ タイカン」と同じEVプラットフォームの「J1」を共有し、800Vのエレクトリックアーキテクチャーも備わる。
ボディサイズはタイカンが全長4964×全幅1966×全高1378mm、ホイールベース2900mmであるのに対し、e-tron GTは4989×1964×1413mm、ホイールベース2900mmとわずかに長く(25mm)、高く(35mm)なっている。また、タイヤサイズは最大でフロントが255/35R21、リヤが285/30R21である。
ぶ厚い晩冬の雲に覆われた港町にたたずむe-tron GTは、タイカンがシンプルで滑らかなサーフェスに包まれているのに対して、明確なエッジをもつ面で構成されている。特に前後のフェンダーは初代「クワトロ」を思わせるようにワイドに張り出し、4WDであることを強調する。
ボンネットは前縁から凹面になっているが、これは空力向上が目的と説明される。要するに外観デザインからすでにアウディらしさを押し出しているのだ。ただし、高くなった分だけ空力性能(Cd=0.24)はタイカン(Cd=0.22)に劣る。
キャビンもアウディワールドで、ドライバー正面のバーチャルディスプレイ、棚状にカーブを描くダッシュボード中央の10.1インチのタッチパネル、レザーとアルミとカーボンの加飾が精緻な空間をつくっている。最大で18通りのアジャストが可能な、掛け心地もサポート性能も素晴らしいシートもGTにふさわしい。
タイカンと比べると頭上には3.5cmの余裕があり、長距離移動のコンフォート性能ではe-tron GTに分がある。トランクルームはフロントに81リッター、リヤに405リッターの容量が確保されている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
ホンダ、新エアロにより最高速は向上も残る課題。新エンジン投入はサマーブレイク後の見込み/第7戦イタリアGP
ザ・ニッポンの高級車の進化──新型トヨタ・クラウン・クロスオーバー試乗記
トヨタの豊田章男会長、不正発覚で陳謝 「間違いをした時は一度立ち止まる」 認証プロセス管理の仕組みは年内に構築
ボルボの最新BEV「EX30」の全身に息づく"ほどよきこと"の魅力
トヨタが発表した不正行為と対象車種の一覧
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?